輸入博に参加した複数の海外関係者はこの数日、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループCMG)の取材に応じた際に、輸入博は各国企業が機会を共有し協力を深めるための重要な場を提供すると同時に、世界が中国の発展成果を共有するための重要な架け橋となっているとの見方を示した。
シンガポールビジネス連盟国際ビジネス部執行ディレクターのスー・ウェイ・ジェット氏は、「我々は輸入博の参加を続けている。輸入博の特色の一つは取引サポートだ。今年も企業の出展意欲は依然として高い。実際に輸入博への関心は近年、年々高まっており、出展企業数も多い。輸入博という場は、シンガポールと中国の企業間の持続的で安定した協力を見守ってきている。両国間の協力の熱意は今日に至るまで続いている」と述べた。
ドイツ清掃機器メーカー・ケルヒャーのRainer Kern最高財務責任者(CFO)は、「輸入博に来場する人が増え、輸入博がカバーする分野も増えている。今ではブースからライブ配信を行い、最新製品を紹介できるようになった。また、輸入博会場でブランドのPRや販売を行う新たな協力契約を主催側と締結している」と語った。
駐中国ノルウェー大使館のハンニン商務参事官は、「輸入博は非常に大きな場だ。残念ながら、現在の世界では保護主義が蔓延している。我々はこのような経済と市場の開放を促進する場を必要としている。このタイプの博覧会やイベントは今後ますます重要になるだろう」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年11月7日
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