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中国の大手AI企業が大盤振る舞いでユーザー争奪戦 お年玉総額990億円以上

「人民網日本語版」  |  2026-02-14

中国の大手AI企業が大盤振る舞いでユーザー争奪戦 お年玉総額990億円以上。

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発信時間:2026-02-14 14:21:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の大手人工知能(AI)企業は春節(旧正月、今年は2月17日)を目前に控えた今、白熱した「お年玉合戦」を繰り広げている。百度の文心(ERNIE)、騰訊(テンセント)の元宝(Yuanbao)、阿里巴巴(アリババ)の「千問(Qwen)」、字節跳動(バイトダンス)の「豆包(Doubao)」などは、合わせて45億元(1元は約22.1円)を投じる大盤振る舞いとなっている。

各AI企業は、コンテンツや利用者、エントランスを呼び込むために「お年玉合戦」を繰り広げているものの、「現金ばらまき」作戦で、ユーザーを定着させることができるのかは、今後の状況次第となりそうだ。

「お年玉合戦」において、先頭を切ったのは百度と騰訊で、1月25日に、総額5億元と10億元を配る「お年玉キャンペーン」実施を発表した。

阿里巴巴の「千問」もそれに続くかたちで、2月6日に総額30億元を配るキャンペーンを開始。淘宝閃購や盒馬鮮生、飛猪(Fliggy)、大麦といったエコシステム内のオンラインショッピング、フードデリバリー、チケット予約など幅広い消費シーンにおいて、無料にするスタイルでお年玉を配っている。

字節跳動の「豆包」は、「テクノロジー製品+お年玉」というスタイルで対応している。2月10日、「豆包」の「春節イベント」が正式に幕を開けた。「豆包」は、今年の春晩(春節<旧正月>を祝う中国の国民的年越し番組)において、「豆包」を導入している宇樹科技のロボット宇樹ロボットや拓竹(Bambu Lab)の3Dプリンター、大疆創新(DJI)のドローンといった最先端のテクノロジー製品、及び現金など10万人以上分を配ることになっている。

大手AI企業4社が投じた「お年玉」はすでに合わせて45億元以上に達している。本稿執筆時点で、「千問」は、アップルの「App Store」の無料アプリランキングで何日も連続でトップの座を守り、以下、「元宝」、「豆包」と続いている。

業界では、汎用AIアシスタントは、次世代の主なインターネットエントランスになり、コンテンツやサービスの配布権を再構築する可能性があり、大手AI企業は「現金をばらまいて」、次世代の「スーパーエントランス」を確保しようとしていると広く考えられている。

業界のある関連機関の関係者は、「ツール使用やマルチモダリティの理解、自律的な計画の高い能力といった機能を備える基盤モデルが増える中、AIアプリは今年、『ゴールデン元年』を迎える可能性がある」との見方を示している。

また、取材に応じたアナリストらは、「現時点での効果からして、大手AI企業はお年玉を配ることで、AIアプリの利用者を短期的に増加させることにつなげている。ただ、ユーザーをどのように定着させるかが今後の課題だ」との見方を示した。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年2月14日

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