遼寧港口集団は26日、世界最大のコンテナ船会社であるMSCクルーズと共同で「大連―中東」コンテナ航路を開設した。これは中国東北地区初の中東地域直行コンテナ航路となる。
東北地区は中国の重要な工業拠点かつ食糧主産地として、設備製造、石油化学、農産品加工、自動車部品などの有力産業を持つ。中東・印パ(インド・パキスタン)地域は東北地区にとって重要な貿易相手先で、エネルギー、農産品、機械設備などの分野での貿易協力の高い潜在力を持つ。
今回開設された「大連―中東」航路には、2万~2万4千TEUのコンテナ船(計8隻)が投入される計画だ。新航路はインド、パキスタン、アラブ首長国連邦、オマーンなど中東諸国の主要港に直行し、航行時間は従来の市場ルートに比べ少なくとも10日間短縮。顧客の総合的な物流コストを効果的に削減できる。
利勝地中海海運(上海)有限公司大連分公司の劉軍総経理によると、中継輸送に依存していた従来のモデルでは、大連から中東・印パ諸港まで38日以上を要していたが、新航路開設後は輸送のリードタイムが大幅に短縮。また、新航路はカバー範囲がより広く、中東のハブ港を拠点に、複合一貫輸送システムを通じてペルシャ湾沿岸諸国へ到着できる。
大連港のコンテナ航路は現在計106路線。うち貿易航路は93路線で、世界の160の国・地域の300以上の港湾を網羅している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2026年5月27日
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