東京で17日、中国文化部と在日本中国大使館の共催による「中国文化フェスティバル2006」が開幕した。開幕後、王毅駐日大使が文化フェスティバルと中日文化交流について取材に答えた。
――今回の「中国文化フェスティバル」のプログラムの特徴は。
今回の文化フェスティバルは、豊富で多彩な大型文化交流活動であり、3つの主な特徴がある。第1は、日本の人々に中国の最高水準の芸術をお見せすること。第2は、中日双方の文化的要素を融合すること。たとえば、中国の京劇や昆劇と、日本の能や狂言の同時公演がある。それぞれの表現形式は異なるが、同じ東洋文化であり、根は相通じるものがある。観客は双方の伝統劇と高尚な芸術を鑑賞して、両国の芸術の共通性を体感し、また、一衣帯水の深い内包を感じ取ることができる。第3は、日本の一般市民の参加度だ。今回の文化フェスティバルには2カ所の大型巡回活動がある。1カ所は日本の繁華街で、もう1カ所は有名な横浜中華街だ。日本の太極拳愛好家、現地の華人社会団体の獅子舞、龍舞などが実演に参加するほか、国内の専門団体も来て興を添える。非常に肩の力を抜いた、活発なものになることだろう。
「人民網日本語版」2006年11月22日