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九華山から韓国に地蔵菩薩像贈呈へ
発信時間: 2007-11-19 | チャイナネット

中華宗教文化交流協会と中国仏教協会はこのほど、韓国に贈呈する地蔵菩薩像の開眼式を中国仏教四大名山の一つ、九華山で始めた。開眼式後の21日には、仏像が韓国に送られる。今年は「中韓交流年」にあたり、この菩薩像贈呈も主要な文化活動のうちの一つ。

朝鮮半島にかつて栄えた新羅(356~935)の王族・金喬覚は、唐の開元年間(713~741)に九華山を訪れ、苦しい修行の末に99歳で亡くなったという。その様子が経典の中の地蔵菩薩そっくりであったことから、金喬覚は地蔵の化身だといわれ、以後九華山は地蔵菩薩の道場とされるようになった。九華山の地蔵菩薩は今回、韓国仏教協会の招きにより、「故郷へ帰る」ことになる。

「人民網日本語版」2007年11月19日

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