国家統計局が発表した統計データによると、わが国の科学技術への財政支出はこの10年で三倍増加し、科学技術者の人数は43.2%増加した、という。
同期間に全国の科学技術者は288.57万人から413.15万人へと、43.2%増加した。2006年の状況を見ると、東部地方の科学技術者の数は中部と西部の合計を上回っている。科学技術者の最も集中している地域は北京、江蘇、上海の順である。
また、全国科技プロジェクト費用募集に関する統計では、企業の出資は年を追って上昇の趨勢を呈し、2006年には全額の66%を超えている。これは企業が日増しに中国の科学技術進歩の主役になりつつあることを示している。
研究と実験のレベルを向上させるために投入した費用は、1997年の509.16億元から2006年の3003.1億元まで増加し、年間48.98%の伸び率を保っている。
このほど閉会した中国共産党中央の経済に関する年度会議では、技術向上を原動力とし、発展モデルの転換、産業構造の最適化とグレードアップの促進に、恒久的で力強い技術のサポートを提供し、工業大国から工業強国への転換を速めなければならない、と指摘された。
「チャイナネット」2007/12/10 |