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嫦娥一号の観測機器、テスト終え長期観測開始へ
発信時間: 2007-12-09 | チャイナネット

月探査衛星「嫦娥(じょうが)一号」に搭載された観測機器は現在までに全てが始動され、正常な作動を続けている。観測機器から発信されたデータに対しては、現在より一層の分析が進められている。このほど開かれた専門家の審議会では、観測機器がテスト作動の段階から長期的な作動管理の段階に入り、まもなく科学観測を開始することが確認された。中国科学院のウェブサイトが伝えた。

中国科学院月探査プロジェクト応用系統本部は3日北京で、嫦娥一号の観測機器の月軌道におけるテスト作動段階の総括審議会を開いた。審議会には、国防科学技術工業委員会月探査プロジェクトセンター、人民解放軍総装備部宇宙飛行制御センター、中国宇宙科技集団公司第五研究院、中国科学院先端技術局、国家天文台、宇宙科学応用研究センターなどから集まった専門家が参加、観測機器の月軌道上でのテスト作動に関する報告を聞いた。専門家らは、観測機器のテスト期間中における作動は正常との判断で一致、今後は長期的な作動管理の段階に移行し、科学観測を始めていくことを確認した。

「人民網日本語版」2007年12月9日

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