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南京市のデジタル地震観測網、60秒で地震判別
発信時間: 2008-01-11 | チャイナネット
 
  80万元が投資された「南京市デジタル地震観測網」がこのほど、最終検査を通過した。同地震観測網により、60秒以内に地震発生を判別でき、時間・震源地・震度の速報が15分から5分に短縮、地震監視能力が2.0級にまで向上した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

  同地震観測網は、南京市地震局に設置された地震観測網センターを始め、市直轄の六合、浦口、江寧、リ水、高淳の地震観測所で構成される。さらに、江蘇省内外の周辺都市に設置された9カ所のデジタル地震観測所から2メガの光ファイバーを通じて高速スピードで信号を受信することができる。

  南京市は来年、地震の前兆現象を観測するデジタル観測網を重点的に構築するとともに、全市の地震に対する予兆探知能力を強化することで、地震の応急指揮衛星通信システムの構築に取り組んでいくという。

  *リ水のリはさんずいに「栗」の字

  「人民網日本語版」2008年1月11日
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