国家発展改革委員会（発改委）より認可を受けた西安国家民用航空宇宙産業基地の開業式典が8日、盛大に行われた。同基地は昨年12月22日、上海国家民用航空宇宙産業基地の開業に続き、中国における民用航空宇宙産業の集積化発展史上、あらたなステップとなる。西安基地の開業で、中国東部・西部の中心都市にそれぞれ民用航空宇宙産業拠点が配置されることになり、西安は今後上海に続き、中国第2の民用航空宇宙製造センターとなる。

国家発改委は同基地の設立のねらいとして、△国家中長期航空宇宙発展戦略を見据え、衛星通信放送、GPS、衛星探査など、衛星応用産業の発展を重点とした航空宇宙技術の応用と製品開発△航空宇宙情報技術、新型材料、最新エネルギーなど、ハイテク産業の発展△.特徴ある、ポイントをおさえたハイテク産業地帯を形成し、中国独自の民用航空宇宙産業の大規模な発展を掲げている。

「人民網日本語版」2008年4月9日