msn中文網によると、4月1日、中国移動（チャイナモバイル）は正式に、国内8大都市で第3世代（3Ｇ）携帯電話の番号発行を開始し、上海地区では計1万もの電話番号が発行された。その後、1週間が過ぎ、通話が途切れる、機能が限られている、などの多くの問題がクローズアップされている。

「私の周りでは誰も買っていないので、テレビ電話を試すことが出来ない」これが、初期段階で3G携帯電話を購入した夏さんの悩みだ。電波が安定していない、通話が途切れる、メッセージが受け取れない、など、期待していたほどよくない、という。

これに対し、上海交通大学電子工程学部無線通信研究所の銭良副教授は、商品化を進める段階においてこのような問題は仕方がないと分析している。GSMユーザーの3分の1が、3G携帯電話を使用し始めるころまで待つほうが無難だろう、と述べている。

「人民網日本語版」2008年4月8日