ホーム>>文化>>文化一般
タール寺、3回目の大修復
発信時間: 2008-04-18 | チャイナネット
  投資総額2500万元をかけたタール寺(塔爾寺)境内の文殊菩薩殿など4建築物の補修工事が17日、着工した。悠久な歴史を誇るこの中国チベット寺院の大掛かりな修復工事は、今回で3回目となる。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

  タール寺は、中国チベット仏教ゲルク派(黄帽派)六大寺のひとつで、1379年に建立された。第1世ダライ・ラマと第1世パンチェン・ラマの師であるゲルグ派創始者ツォンカパを祭るために建造された。1961年、中国国務院により第1弾全国重要文化保護財に指定された。

  タール寺は過去数百年にわたり、火災、地震、山崩れ、地盤陥没など度重なる自然災害や人為災害に見舞われた。この貴重な歴史的文化遺産を保護するため、中国はこれまでに何度も、資金を調達し、タール寺古代建築物に対する大掛かりな修復作業を行ってきた。

  「人民網日本語版」2008年4月18日


  関連記事
  同コラムの最新記事

· 黄酒の分類

· 中国第1回寿山石篆刻芸術展が閉幕、5月大阪へ

· 上海美術館で百年のチャイナドレスを展示

· 「偶像」の変遷30年

· 第四回「日本人の中国語作文コンクール」開催