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「偶像」の変遷30年
発信時間: 2008-04-16 | チャイナネット

改革開放初期の2人の「偶像」

 

 

陳景潤

鄧麗君(テレサ・テン) 

 

 科学の春が訪れる中、「数学の王冠を戴く人物」とされた陳景潤氏の事績は中国の人々を大に励まし、彼に感化されて多くの若者が科学技術で国に報いようと溢れる情熱を抱き、科学技術の分野へと身を投じていった。また、テレサ・テンの切なく歌う曲は長年にわたり革命歌曲に浸されてきた大陸の若者にとっては、絶対的に不可思議なまったく新たな体験だった。人の情感に訴えるだけの歌は、その世代の若者の個人的な生活を追い求める内なる情緒と実によくマッチした…

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「雨後の竹の子」

 

   
 

 

 
女子バレー 

 翁美玲

 周潤発

 崔健 

  費翔

 81年から86年にかけて、勇敢に前進する苦闘の精神をもって世界バレーボル史上で連続5冠を達成。女子バレーの精神は80年代の中国社会全体が奮闘しようとする激しい気持ちを集中的に示しているものだと見なされ、中国人に与えた精神的な励ましとその模範的な効果はスポーツの範疇をはるかに超えるものだった。80年代には、香港や台湾、日本のエンタテイメントのスターも映画が盛んに上映されるに伴い大陸に入ってきた。83年、香港の『射鵰英雄伝』はウサギの歯をした「スマートな芙蓉」として翁美玲を人びとに記憶に残った。通りに人通りが途絶えたと言われるほどの人気を博した『上海灘』の周潤発は、多くの少女にとって理想の白馬の王子となった。日本の『君よ、憤怒の河を渡れ』で高倉健が、『赤い疑惑』で山口百恵が…… 

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「偶像」の選択、各自それぞれに

 

 

   

周星馳の代表作『大話西遊』   王朔の小説をもとに制作したテレビドラマ『やみつき』

 劉翔選手

 姚明選手

 90年代に入り、とくに90年代中期以降、社会や文化は伝統を覆し、深くこだわらない、権威を揶揄するナンセンスの時代に入ったと考えられた。香港の映画スター・周星馳と大陸の作家・王朔らが青年の新たな「偶像」に。21世紀の今、ネットなどのメディアが発達したことで、世界各地のスターが人びとの目に止まるようになった。だが同時に、スターや「偶像」の寿命は短くなりつつある。3年もたてば忘れ去られてしまうことすらあるほどだ… 

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「チャイナネット」2008年4月16日
 
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