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嫦娥一号の関連データ公開へ 8月にまた月食の試練
発信時間: 2008-06-05 | チャイナネット

中国月探測衛星総設計師である叶培建総指揮(院士、アカデミー会員)は先日、中国地質大学での報告発表において、月周回衛星「嫦娥一号」による月探測の関連データは、月周回探測工程科学応用委員会が公表する日を決定後、社会に公開され、多くの学界の研究に必要なデータを提供することになる、と述べている。「長江日報」が伝えた。

叶総指揮によると、今年の元宵節(旧暦の1月15日、今年は2月21日)の日に、嫦娥一号は1回目の月食の試練に遭っていた。その時、嫦娥一号は衛星の指針による運転していた。月食が過ぎた後、嫦娥一号の運行指数は異常がなく、貯蓄エネルギーも残っていた。8月、嫦娥1号は、再び月の影に隠れることになるが、叶培建総指揮は、「今回の月食も問題なくクリアできると信じている」と述べている。

「人民網日本語版」2008年6月5日

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