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風雲3号気象衛星打ち上げ(2)中期デジタル予報実現
発信時間: 2008-05-27 | チャイナネット
  国は2000年9月に風雲3号計画を認可した。それから8年間、中国の宇宙開発関係者は無数の困難を乗り越え、各段階の研究開発任務を達成してきた。風雲3号は中国が自主開発した世界先端水準の次世代極軌道気象衛星であり、多くの項目で記録を塗り替えている。

  ▽搭載機器が最多:新型衛星プラットフォームを採用し、国内で初めて高性能の観測機器11台を搭載した。
 ▽活動部品が最多:20のスタンドアロンに国内最多の35の活動部品を備える。
 ▽気象観測機能が最高:搭載するリモートセンシング機器は真空紫外線、紫外線、可視光線、赤外線からマイクロ波までの全波長をカバーするほか、光学・マイクロ波リモートセンシングにも対応。全天候・24時間・マルチスペクトル・3D・定量観測を実現し、欧米の次世代気象衛星と同等の水準に達している。

  風雲3号は打ち上げ成功後、遅くとも3週間後には完全な運用を開始。北京五輪でより精密な気象サービスを提供するほか、中国の中期デジタル化気象予報を実現に導く。

  「人民網日本語版」2008年5月27日
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