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五輪でブームとなった中国要素(3)天壇
発信時間: 2008-08-27 | チャイナネット

▽天壇:デンマーク王子が早朝の市民体操に魅了

毎日朝6時ごろになると、周囲の住宅地から何万人もの市民が天壇公園に集い、歌を歌い、ダンスをし、二胡を弾き、空中ゴマを回す姿が見られる。この光景は天壇公園ならではの景観だ。五輪期間、多くの外国の政府要人が天壇に訪れる中で、デンマークの王子がこの場面を特に見たがり、実際に目の当たりにした王子は非常に興味を覚えた。なぜなら「ここは中国を代表している」からだ。

五輪開幕以来、北京の各名所は、観光客を魅了する場所となった。悠久の歴史を有する故宮、頤和園、天壇公園を訪れる外国人旅行客は急増し、多くの外国政府の要人たちも、これらの名所に足を運んでいる。各国の元首は、名所見学の際、中国の悠久の歴史や素晴らしい文化を絶賛し、北京五輪開催の成功を祝う言葉を残している。例えば、米国キッシンジャー元国務長官は、頤和園を見学し、「頤和園は中華民族の偉大な傑作である。中国と頤和園が今後更に輝かしい途を辿ることを信じて止まない」と書き残した。また、モーリシャスの大統領は、天壇公園を見学した際、「私を含め、我が国の代表団が、この古代皇帝が建造した歴史的意義を持つ、印象深い天壇を見学できて大変嬉しく思う。心のこもった接待や解説にとても感謝します」と述べた。

「人民網日本語版」 2008年08月26日

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