ホーム>>文化
ルイ・ヴィトン柄の豚が登場(2)
発信時間: 2008-09-04 | チャイナネット

▽シャネル柄の豚も あわや知財権訴訟に

デルヴォワイエ氏の作品の代理商・新北京画廊によると、これらの芸術作品は生きている間に売られることはない。ただ「皮のみ」で売ることはあり、価格も相応のものとなるという。タトゥー入りの豚の皮におよそ7万6千ユーロの値が付いたこともあるという。昨年の上海現代アート展にデルヴォワイエ氏は皮のみの作品を出展したものの、それほどの注目は集めることはなかった。今回はより多くの注目を集めるため、生きた豚作品の展覧会への搬入に踏み切った。

デルヴォワイエ氏は以前、豚にシャネルのマークをほどこした作品を制作、シャネル側はこれを知的財産権侵害と判断し、あわや訴訟沙汰になるところだったという。賢明なデルヴォワイエ氏はシャネル側に対し、費用のかかる訴訟を起こすより、その費用でタトゥー豚を安く購入しないかと提案。デルヴォワイエ氏はその後、シャネル柄のタトゥーが入った豚の皮を安価でシャネル側に売り渡し、双方の和解が成立した。シャネルはこの皮を利用し、同社の絶版の手袋を作り上げ、香港で開催されたショーで大きな反響を呼んだ。

▽上海へは空輸 出展前は日焼け止めも

これら8頭の生きた豚作品の上海での出展に際し、新北京画廊は大きな代価を払うことになった。生きた豚の出展をしぶる上海展覧センター側をあれこれの手で説得。展覧期間中の安全を確保するため、この8頭の豚を入れる大型の柵も特注された。この柵は展覧センター噴水池広場に設置されることになっており、展覧期間中はこの柵越しに展覧されることになる。また画廊側は衛生面でも、会場に異臭が漂わないよう万全を期することを約束した。

これら生きた豚作品は今月8日、北京で衛生検疫検査を受けた後、檻(おり)に入れられ上海まで空輸される。すべて順調であれば、当日午後にも展覧センターにお目見えすることになる。画廊側によると、その空輸費はとんでもない費用となるのみならず、豚たちには芸術品として保険が掛けられる。さらに展覧期間中は、紫外線による肌の変色を防ぐため、豚たちに日焼け止めクリームを塗るという気の遣いようだ。

「人民網日本語版」 2008年09月03日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 『草掬(くさむすび)』日中芸術作品展覧会

· 中国オペラ「木蘭詩篇」、ウィーンで絶賛

· IPC会長、熱心に中国語学習開幕式のお楽しみ

· 90年代生まれの性教育問題 保護者とのギャップ大きく

· 北京のレストランに点字メニューが登場