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実はしっかり者の「90後」 マイナスのレッテルを貼らないで(2) |
発信時間: 2008-09-18 | チャイナネット |
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インターネット上では、一部の「70後(1970年代生まれ)」や「80後(1980年代生まれ)」が、「90後」を心配して次のように述べている。 「90後」は、「火星語」(若い人たちの間で、チャットなどによく使われる特殊な入力方法で書かれた、一般の人が解読不可能な文字のこと)を、日常の筆記や宿題にも用いるのだろうか?個性を強調しすぎることで、「90後」は目標や責任感を持たない世代になってしてしまうのでは? 「90後」の大学生はそれを否定する回答をしている。 北京中医薬大学国際看護学科の新入生、莫然さんは「もちろん『火星語』は知っているわ。でも、一般の人とやり取りする場合でも全て『火星語』を使うわけじゃないわ」と述べている。彼女は、自分の人生設計をしっかり描いている。「国際看護学を専攻するのだから、今から、看護学に関する専門技術を身につけ、英語力を磨くと共に、第二外国語も習得するつもりよ」と。蘇倩雲さんは、「火星語」を使ってチャットをしたり、韓国ドラマを見たり、人気オーディション番組 「超級女声」のグランプリのファンだったりすることは、否定しない。「私は流行モノが好きよ、でも勉強の合間に楽しんでいるに過ぎないわ」と述べている。 「90後」の新入生の多くは、大学生活の目標をしっかり持っている。 「大学で、学生主体の団体や社会の実践活動に多く参加したいと思っている。仕事を探すとき、こうした経験や能力が、学歴よりも重視される時代になっているからね」「たくさん勉強して、知識をしっかり固めたい。医者になるには覚えなくちゃいけないことが山ほどあるよ」「絶対、海外留学したい。高校のとき、オランダの交換留学生と一緒に勉強したんだ。海外での教育が僕にはあっていると思う。でも、北京大学の4年間を修了してから行くつもりだよ。基礎をきちんと固めてからの方がいいと思うんだ」。 新入生たちは、「私たちはかつてないほど物資に恵まれて育った世代だし、遊びたい盛りだわ。でも、それが決して、将来の目標に向って努力する意思の邪魔をすることはない。私たちを誤解し、レッテルを貼るのはどうかやめて欲しい」と述べている。 「人民網日本語版」 2008年09月17日 |
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