中国国家知的財産権局の閻暁宏副局長は27日の取材に対して、現在、注目されているマイクロソフトの「黒い画面」について、「マイクロソフトの権利擁護の正当な行為を理解し支持するが、権利擁護の方法をよく考えて、中国の利用者の負担能力を考えに入れてほしい」とコメントし、さらに次のように述べた。

「『黒い画面』という権利擁護の方法を採用すべきかどうかは検討が必要だ。権利擁護の措置も適切でなければならない。『黒い画面』の問題には私たちも大きな関心を寄せており、多くの専門家も注目している」

「マイクロソフトの世界統一価格は検討すべきだ。マイクロの価格政策では、中国の国情は考えられていない。先進国の所得レベルと発展途中国の所得レベルの格差に配慮していないマイクロソフトに対して、私たちは中国の利用者の負担能力を考慮するよう善意から指摘する必要がある」

「チャイナネット」2008年10月28日