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商・周時代の製塩遺跡発見 山東省寿光
発信時間: 2008-12-15 | チャイナネット

 面積30 平方キロメートルにわたって、80カ所あまりの古代製塩遺跡が見つかった。中国社会科学院、北京大学考古文博学院および省内の考古学専門家達はこのほど、山東省寿光市双王水庫製塩業発掘現場に赴き、フィールド調査を実施した。専門家達は、今回発見された遺跡群が、商・周時代(紀元前1600年頃?紀元前256年)まで遡るもので、製塩と関係が深い重要な遺跡と断定できるとの見解で一致した。「大衆日報」が伝えた。

 製塩古代遺跡がこのように密集した形で発見されたのは、中国考古学史上初めてのことだ。今回発見された考古遺跡はかなり整った状態で保存されていたという。出土した文化財のほとんどは、商・周時代の半球形をした帽子型の陶器。遺跡発掘現場では、製塩坑、採取塩堆積場、脱水乾燥坑、塩竈(製塩用のかまど)と推定される各遺跡が、さまざまな場所に秩序立った形で残されていた。今回の発掘は、古代製塩業さらには古代社会生活の研究における貴重な資料となり得る。(編集KM)

 「人民網日本語版」2008年12月15日

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