上海で2日から7日にかけて「生命科学ウィーク」が行われる。この間、第21回国際生化学・分子生物学会議(IUBMB)および第12回アジア・オセアニア生化学者・分子生物学者連合会議(FAOBMB)が開催される。今大会には32カ国・地域からノーベル賞受賞者4人を含む3000人余りが参加する予定だ。「科技日報」が2日伝えた。
今大会では、「バイオ分子が生活をよりよくする」をテーマに、生命科学と一般市民の間の距離を縮める試みが行われ、基礎研究とその将来的な応用方向を緊密に結びつける役割を担う。大会期間中、たんぱく質の構造と動力学、ゲノム動力学とゲノムコントロール、細胞内のシグナル伝達とネットワーク、分子と疾病など注目を集める分野の研究や最先端の課題をめぐって国内外の学者が話し合い、新しい思考回路やメソッドを分かち合う。大会公式サイトへのアクセスはすでに11万件以上にのぼっている。
IUBMBは1949年以来、3年に1度開催され、すでに20回を数える。今回は初めて中国で開催され、中国生化学・分子生物学学会と中国細胞生物学会が共同主催、中国科学院上海生命科学研究院と生化学・細胞生物学研究所が協催する。今大会はテーマ別に36の会場が設けられ、杭州・広州・西安の3カ所でも衛星会議が行われる。
「人民網日本語版」2009年8月3日 |