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中国の公共文化サービス体制、日増しに完備
発信時間: 2009-10-11 | チャイナネット

中国社会科学院は北京で10日、『中国公共文化サービス発展報告書(2009)』を発表し、「経済の急速な発展に伴い、中国は公共文化建設への投資を絶えず増やすとともに、都市部と農村部を結ぶ公共文化ネットワークを整備し、拡大させてきた」と述べている。

この報告書は、「2008年、各レベルの財政が文化事業に用いた経費はおよそ890億元に達した。現在、公共の図書館は2800カ所近く、博物館は1700カ所余り、文化センターおよび芸術センターは3200カ所余りに上っている。博物館と記念館の多くは無料で開放されており、一般市民が文化芸術に親しむ機会を増やした。しかし、中国の公共文化への財政投入は公共事業支出のわずか0.3%に留まり、先進国の1%を依然として下回っており、公共文化サービスシステムの建設には依然として大きな潜在力がある」と強調している。

「中国国際放送局 日本語部」2009年10月11日

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