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文化部がアニメ・ゲーム産業の発展に9措置 |
発信時間: 2009-10-15 | チャイナネット |
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「2009ChinaJoy Cosplay」に参加した選手たち
吉林国際アニメフォーラムに展示された人気ドラマ「潜伏」の主役の似顔絵
文化部の欧陽堅副部長は14日、アニメ・ゲーム産業が直面しているチャンスやチャレンジに対応するために、文化部は9つの措置を打ち出すと明らかにした。 まず欧陽副部長は中国アニメ・ゲーム産業の問題について「企業の規模は大抵が小さく、競争力や革新力に欠ける。規模化し集約的な発展を実現できる産業パークはまだない。また開発能力やオリジナル作品を創作する能力が低いため、競争力が弱く効率も悪い。その他にも産業連携が短く、その多くがアニメや映画に集中しており、上流産業や下流産業へのつながりが悪い。合理的な営利モデルがなく、経営と販売の方法も立ち遅れている。この産業を管理する行政部門の力が分散し、金融資本が同産業に入る効果的なシステムもまだ出来ておらず、人材も足りない」と指摘した。 そして欧陽副部長はこれらの問題を解決するために、文化部は今後9つの措置を講じると述べた。その詳細は次ぎの通り。 1. 中核企業を育成し、資源統合の能力向上を促す。 2. 研究開発や企業育成、先導的でモデルとなるような役割を発揮する産業パークや産業モデル基地を建設する。 3. アニメ・ゲームを中心とした文化産業の中長期的計画を2009年末から作成し、産業の秩序ある発展を指導して、盲目的な投資やプロジェクトの展開を防ぐ。 4. 様々な教育や訓練を生かし、実用型の人材やハイレベルのクリエイティブ型人材を育成する。 5. 絶えず産業提携の延長を促し、全体の産業に利益が上がるよう目指す。 6. 表彰、奨励、宣伝、推薦などの方法で企業のオリジナル作品の創作や開発の能力を向上させる。 7. 実力があり条件が整った企業の海外支社の設立や、合弁や共同経営での新たな企業設立など、海外への進出を指導、奨励する。国外市場の需要に基づいて、中国文化を中心としたアニメ・ゲーム製品を作る。 8. 市場の監督や管理を強化し、アニメ・ゲーム産業の健全な発展のために、よりよい法的環境を整備する。特に知的財産権や版権への保護を強化し、にせ物や模倣品などをきびしく取り締まる。 9. 同じ内容のアニメ・ゲームの展示会やコンテスト、氾濫したアニメ産業パークを整理する。
「チャイナネット」 2009年10月15日 |
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