ホーム>>文化>>科学技術
西昌衛星センター、年末の嫦娥2号発射に向け準備
発信時間: 2010-01-19 | チャイナネット

 中国は17日0時12分、3機目の測位衛星「北斗」の打ち上げに成功した。西昌衛星発射センターの責任者は打ち上げ成功後、メディアの取材に答え、「中国初の月探査衛星『嫦娥1号』打ち上げ成功後、西昌衛星発射センターは迅速に『嫦娥2号』打ち上げに向けた各準備業務をスタートした。今回も『嫦娥1号』の時と同じく計画を順調に進め、今年末には『嫦娥2号』を発射することができると信じている」と語った。中新網が18日に伝えた。

 同責任者によると、「嫦娥1号」の発射から2年あまり、西昌衛星発射センターは、「嫦娥2号」衛星発射のニーズにあわせるべく、発射場の空調システム、窒素・酸素ステーションなど一連の設備の改造を行い、観測・制御・通信システムの設備をリニューアルした。これと同時に、「嫦娥2号」および、キャリアロケット技術状態の変化については、科学スタッフを組織し、分析・検討を行い、テスト文書を改訂し、テストプロセスを最適化し、的を絞った訓練を展開し、設備の状態を把握し、衛星発射任務を実施する技術エキスパートを育成した。(編集SN)

 「人民網日本語版」2010年1月19日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 携帯電話でネット利用、昨年1億2千万人増

· 世界一の感度を持つ爆発物探知機 量産化へ

· 「北斗星」ナビシステム 3個目の衛星打上げが成功

· 今世紀初で最長の金冠日食が今日観測

· 中国初、4Dアニメーション映画が登場