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中国、演算速度1千兆回のスパコンの完璧化を推進
発信時間: 2010-03-03 | チャイナネット

 中国科技部重大プロジェクト弁公室は2日、国家科学技術重大プロジェクトの進展状況についてメディアブリーフィングを行った。国家科学技術重大プロジェクト「コアな電子デバイス、ハイエンドな汎用チップ、基盤ソフトウェア(略称は核高基)」総体グループの魏少軍・副総師(清華大学教授)は、同プロジェクトの進展について紹介し、中国が2011年、国産の 1ペタフロップス(1秒間に1,000兆回の演算を行う能力)スーパーコンピュータ「天河2号」を生産することを明らかにした。中国新聞社が2日に伝えた。

 魏教授は、「中国は09年、中国初の1PFLOPSコンピュータ『天河1号』の開発に成功し、銀河麒麟サーバオーベレーションシステムを運行した。同年末には、世界のスパコンランキング・トップ500において第5位にランクインし、アジア1位となった。中国は米国に次いで世界で2番目に1PFLOPSのスパコン開発できる国となった」と述べた。(編集SN)

 「人民網日本語版」2010年3月3日

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