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ロシア火星有人探査シュミレーションに中国人参加
発信時間: 2010-02-26 | チャイナネット

 ロシアのメディアが伝えたところによると、火星有人探査を想定したロシアのシュミレーション実験「MARS500」では、参加者が閉鎖された地上実験室で520日間を過ごし、宇宙船生活の完全なシミュレーションを行う。また、同実験に参加した10人の中から最終的に火星探査計画に参加する6人が選ばれる。

 実験の参加者は、これから1カ月間をかけて宇宙船の技術・構造を詳しく理解し、食事などを体験した後、4月から「特殊な医学条件下」で、520日間の「模擬飛行」を行う。実験の環境は、実際の「火星飛行」を忠実に模している。環球網が25日に伝えた。

 「MARS500」プロジェクトは2010年春にスタートする予定で、ロシアから3人、ヨーロッパから2人、中国から1人が参加する。520日間のシュミレーション実験は3段階に分けられており、初めの240日間は、地球から火星までの飛行、次の30日間は火星地表での滞在、最後の240日間は地球帰還のシュミレーションとなっている。実験はロシア科学院生物医学研究所とヨーロッパ宇宙局が共同で行い、実験資金は1500万ドル。(編集SN)

 「人民網日本語版」2010年2月26日

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