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japanese.china.org.cn |08. 07. 2021 |
済南市、山東地区で最大の元のレンガ彫刻壁画墓が発見
タグ: レンガ彫刻壁画墓
中国網日本語版 | 2021-07-08
写真はCFPより
済南市から東の郊外の建設現場で7日、古代の多くの墓が見つかった。陶窯が1つ、墓が35基見つかっており、うち陶窯は漢のレンガ窯。墓は主に漢のものが1基、元が12基、清が12基。陶磁器、銅鏡、銅銭など60数点の文化財が出土。
済南市考古研究院の現場リーダーである邢琪氏によると、元の郭氏家族墓地は今回の発掘における最も重要な発見だ。この墓の規模は山東地区で知られている元のレンガ彫刻壁画墓の中で最大のものだ。12基のうち多くが盗掘されているが、7基には年代がはっきり記述されており、山東地区では珍しい。
これらの元の墓は秩序正しく並んでおり、計画的に作られたことは明らかだ。一部の墓の主の間には血縁関係があり、元の家族墓地の配置方法の研究に新たな材料を提供した。
既存の材料から判断すると、墓の主はいずれも官職につかず、漢族の地主階級だったとみられる。墓の年代は比較的集中しているが、墓の形は大きく異なる。レンガの部屋と石の部屋、一部屋と二部屋、四角形と円形といった差がある。埋葬方法には、土葬、火葬、改葬、合葬などがある。これらの特徴は元後期の山東地区の地主階級の日常生活、風俗、葬儀の習慣などの研究に代表的な材料を提供した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月8日