2008年、「波羅古沢木版工芸」が国家級無形文化遺産に登録された。
今年60歳の沢培さんは12歳でこの伝統工芸を学び始め、家の9代目後継者であり、「波羅古沢木版工芸」の国家級伝承人でもある。沢培さんによると、波羅郷の木版工芸は数百年の歴史を有する。波羅郷は西蔵自治区の中で木版印刷を早くに始めた地域で、主な生産地の外冲村は「木版古村」と呼ばれている。(新華社記者 邵沢東)