中国科学院国家宇宙科学センターの9日の発表によると、中国は9日午後3時3分に西昌衛星発射センターで「長征2号丙」ロケットを使い、アインシュタインプローブ衛星を打ち上げた。衛星は順調に予定の軌道に入り、打ち上げ任務が無事成功した。
アインシュタインプローブ衛星は「宇宙天体爆発の捕捉者」と呼ばれる、中国科学院宇宙科学先導特別プロジェクトの「悟空」「墨子号」「慧眼」「実践10号」「太極1号」「懐柔1号」「夸父1号」に続き開発・発射に成功した宇宙科学衛星だ。恒星の活動、ブラックホール、中性子星などのコンパクト星の形成、変化、併合などの過程の研究に対して重要な科学的意義を持つ。中国の長征シリーズロケットによる打ち上げは今回で506回目。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月10日