工業・情報化部はこのほど、2023年のギガビット都市の建設状況について報告した。最新情報によると、2023年度には全国で新たに97都市がギガビット都市の建設基準を満たした。うち東部地区は27都市、中部地区は38都市、西部地区は32都市。ギガビット都市はデジタル新インフラシンボルプロジェクトで、主にモバイルギガビットネットワークや、ブロードバンドギガビットネットワーク「ダブルギガ」ネットワーク建設などの面から総合的に評価する。
「ダブルギガ」ネットワークの発展状況を見ると、2023年10月末現在のギガビット都市の都市部世帯のギガビット光ファイバーネットワークの普及率は平均100%以上で、ギガビットネットワークはすべてのギガビット都市世帯をカバーする能力を備えている。ギガビット都市の1万人あたり5G基地局数は21.2カ所で、10G-PONの普及率は平均53.7%、平均500Mbps以上のユーザーの割合は33.2%、5Gユーザーの割合は平均で49.2%。
重点エリアの5Gネットワークカバー状況を見ると、ギガビット都市の市立病院(3級以上)、重点大学、文化観光重点エリア、客運業務を担う駅(2等以上)、幹線空港、重点道路などの5Gネットワーク普及率はいずれも99.5%以上。5Gネットワークの信号レベルなどの指標は関連する建設基準を満たしている。うち91都市の重点エリアの5G普及率が100%に達している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年2月20日