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japanese.china.org.cn |29. 04. 2024 |
パンダのつがい「雲川」と「鑫宝」が米国に貸与へ 期限は10年間
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「人民網日本語版」 | 2024-04-29
パンダの「雲川」。
中国国家林業・草原局は4月27日、中国野生動物保護協会と米国サンディエゴ動物園が締結したパンダ保護協力協定に基づいて、オスの「雲川(ユンチュアン)」と、メスの「鑫宝(シンバオ)」が間もなく同動物園に渡り、新たな生活を始めると明らかにした。貸与期間は10年となる。
中国ジャイアントパンダ保護研究センターから選ばれた「雲川」と「鑫宝」は、経験豊富な飼育員と獣医の付き添いの下、米国に渡ることになっている。米国は現在、パンダにより広々として、快適な生活環境を整えるために、飼育施設のリニューアル工事を行っている。また、動物園は「雲川」と「鑫宝」に中国でパンダの飼育や管理、日常の世話、及び関連した科学研究技術に関する交流学習に参加したことがある専門チームを手配した。
パンダの「鑫宝」。
「雲川」と「鑫宝」が健康に暮らすことができるよう、中国野生動物保護協会は今年3月、専門家を米国に派遣して、サンディエゴ動物園とパンダをめぐる協力に関してじっくり協議したほか、技術指導や交流を展開し、パンダの飼育や管理、居住環境、ヘルスケアなどの基準と要求を明確化した。
サンディエゴ動物園は、世界5大動物園の一つ。協定に基づき、双方は現在、パンダを輸送する前の関連の準備を前向きに進めている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年4月28日