世界で標高が最も高い風力発電・蓄エネ一体化プロジェクトである、吉措100MW風力発電・蓄エネ一体化プロジェクトが31日、西藏自治区のナクチュで正式に着工された。
プロジェクトは西藏自治区ナクチュ市セニ区に位置する。風力発電機は標高4850−5127メートルの間で設置され、平均標高は5000メートル。設備容量5.6MWの風力発電機を18基(計100MW)設置する予定。同時に設置される蓄エネシステムは4時間連続で8万kWhの給電が可能だ。
中国のクリーンエネルギー建設は近年、徐々に高標高地域に邁進している。多くのクリーンエネルギープロジェクトの建設が加速中だ。吉措100MW風力発電・蓄エネ一体化プロジェクトは25年末に全面的に完成し、稼働する予定。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月1日