中国科学院青島バイオエネルギー及びプロセス研究所の科学研究チームはこのほど、全固体リチウム電池の新たなブレイクスルーを達成した。電子機器の小型化やバッテリー寿命延長の夢を現実にすることが期待されている。この成果は7月31日、国際的な学術誌「Nature Energy」に掲載された。
携帯電話、パソコン、その他の電子機器に使用されるリチウムイオン電池の多くが、液体電解質によりエネルギーを保存し放出する。科学者は現在、全固体リチウム電池という新型電池を研究中だ。この電池は液体ではなく固体電解質を使うことでより安全にし、液体電解質のような漏れや発火が生じにくい。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月1日