独フランクフルトに本部を置く国際ロボット連盟(IFR)がこのほど発表した報告書によると、中国の2023年の産業用ロボット新規設置台数は27万6300台で、世界の新規設置台数の51%を占めた。
報告書によると、中国の23年の産業用ロボット総保有台数は180万台弱で世界一で、かつ世界最大の産業用ロボット市場の地位を維持した。今年下半期にも中国のロボット市場は急速に拡大する。報告書は、中国の製造業のロボットへの需要は長期的に見ると大きな成長の潜在力を残しており、27年には年平均増加率が5−10%にのぼる見込みとした。
報告書のデータによると、世界の23年の産業用ロボット総保有台数は前年比10%増の約428万2000台。新規設置台数で2位は日本で、約4万6100台。3位は米国で、約3万7600台。
さらに報告書によると、欧州最大の産業用ロボット市場であるドイツの23年の産業用ロボット新規設置台数は前年比7%増の2万8000台。イタリアは約1万台で欧州2位、フランスは約6000台で欧州3位。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年9月29日