2025年「世界遺産が持続可能な開発目標(SDGs)に貢献」優秀事例が5日、杭州で発表された。杭州良渚遺跡管理区管理委員会が申請した中国の「良渚文化大回廊:遺産保護と地域の持続可能な発展を融合させる道の探索」プロジェクトが優秀事例に選出された。
ユネスコ(国連教育科学文化機関)アジア太平洋世界遺産研修センター(上海サブセンター)は2023年に、アジア太平洋地域で「世界遺産がSDGsに貢献」プロジェクト(2023~2028年)を始動した。今年のプロジェクトテーマは「繁栄と生計」。
杭州良渚遺跡管理区管理委員会副主任、良渚文化大回廊建設指揮部副総指揮の葉維軍氏は、「同プロジェクトの計画が具体化された後、周辺の文化回廊をけん引し、文化クリエイティブ産業を発展させ、雇用創出、村全体の所得増、文化生態空間の統合などの面で顕著な成果を上げている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年11月7日
|
|
![]() |