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大相撲から読み取れる日本文化

相撲は日本では大変人気があって、国技とまで称され、天皇から一般庶民まで愛されている。

2004年、中日通航30周年を記念する大相撲公演

 

日本では、相撲の起源は大変古く、その当時、「相撲」と言えば、「格闘技」と言う認識しかなかったのである。しかし、8世紀ごろになって宗教文化の色彩が増し、神様へ供える神事として扱われるようになる。各地の神社などで五穀豊穣を祈るために、相撲大会が行われていた。

12世紀には武士の「武芸」として相撲が嗜まれるようになる。18世紀になると、相撲はまた意味合いを変え、芸能として扱われるようになった。真剣勝負だけでなく、芸能としての相撲文化、そしてスポーツとしての文化はこの時期に形成されたと言われている。このように歴史の発展に伴い、相撲は文化の諸要素を取り入れて、日本の代表的な競技となってきたのである。

相撲の魅力といえば、西洋人だけではなく、日本の近隣である中国の私も迷わされている。相撲はもともと中国から起こったもので、「角力」という呼び方も中国から伝わってきたのである。それなのに、相撲の魅力はいったい何なのかとわれわれには理解しにくいところがある。なぜなら、見た目だけでは、力士のぶくぶく太っている体、裸に近い格好およびそのよろよろ歩くさまはなんとなく親しみにくいからである。

また、なかなか納得できないのは、相撲の試合はランクを分けないという規則なのである。すべての選手が体重などを問わず、同じランクの試合に参加しなければならない。規則によると、選手の体重は75キロ以上で、身長は175センチメートル以上だということである。つまり、75キロの小柄の選手が自分の体重より何倍もあるでかい大男と試合をする可能性がないわけではない。不公平な試合ではないかと思う時もある。

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