麻生首相、日本観光ブームを起した中国監督と懇談

発信時間: 2009-04-29 | チャイナネット

馮小剛(フォン・シャオガン)監督は映画「非誠無擾」で北海道の美しい景色と風土人情を描いた。麻生首相は29日午後、馮小剛監督と懇談した。

葛優(グォ・ヨウ)と舒淇(スー・チー)の主演による「非誠無擾」は昨年末から今年1月にかけて、最も興行収入が多い中国コメディ映画となった。この映画は北海道をロケ地として、北海道の美しい風景と風土人情を描き、日本観光ブームまで引き起こしている。今年、中国人の旧正月の海外観光地として、日本は初めて1位に上りつめた。馮小剛監督の映画「集結号(戦場のレクイエム)」は日本でも公開されている。

麻生首相はまず「今、この映画のお蔭様で、より多くの中国人が北海道に観光に来ています。大変感謝しています」と監督に感謝の意を示した。「私はまだその映画を見ていないが、大変面白い映画と聞いております」と語り、「どうして北海道の東部を撮影したのでしょう」と首相は質問した。「ずっと前に北海道が美しいと聞いて、07年に『女帝(エンペラー)』(原題:『夜宴』)の日本公開が終わってから、北海道の東部に観光に行ったのです。その時からぜひここで映画の撮影をしたいと思うようになりました」と監督は答えた。

「チャイナネット」2009/04/29