中国の森林面積は、数十年の努力の結果、1億7500万ヘクタールまで拡大し、森林被覆率は18.21%になった。そのうち人工林の保存面積は5326万ヘクタールとなっている。5日行われた「世界生態保護フォーラム」で明らかにされた。中国政府は、世界の生態系保護の推進に大きな貢献をしているとしている。
同フォーラムは、世界自然保護基金(WWF)と中国国家林業局の共同主催により北京で開かれ、社会各界に生態系や自然資源の保護に参加することを呼びかけるものだ。フォーラムからの情報によると、中国政府は2010年には森林被覆率を19%以上にすることを決定した。2020年には23%以上に引き上げ、重点地区の自然環境問題を基本的に解決し、全国の自然状況は明らかに改善される。2050年には、森林被覆率を26%以上に安定させることを目指すという。
「人民網日本語版」2007年6月6日