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中国、人工林面積が世界一 自然保護区2300カ所へ |
発信時間: 2007-12-05 | チャイナネット |
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国家林業局の祝列克副局長は4日に行われた記者会見で、中国政府は生態環境の建設と保護を非常に重視しており、2020年までに、中国を理想的な生態環境を持つ国に転換することを明らかにした。 祝列克副局長は次のように述べた。 中国は、全国の森林カバー率が2010年に20%以上、2020年に23%以上、2050年に26%以上に達することを目指しており、2020年までに、全国の森林や野生動物の自然保護区を2300カ所に増やし、その総面積が国土面積の14.5%を占める1.4億ヘクタールに達することを目標としている。また、全国の95%の国家重点保護野生動植物の種や全ての典型的生態系の保護に力を入れ、湿地保護プロジェクトを全面的に実施し、湿地の保護や持続可能な利用を強化し、2020年の湿地保護区が600カ所以上に達し、60%以上の天然湿地を有効に保護しようと考えている。 現在、中国の天然林保護面積も人工林面積も世界一である。人工林面積は5364.99万ヘクタールに達し、20年連続して森林面積と樹木総量がともに成長するという新たな段階に突入した。 ここ数十年、中国政府は森林資源の保護・発展を生態環境建設における優先順位のトップに据え、森林資源の着実な発展を遂げた。現在、全国の森林面積は1.75億ヘクタールに達し、森林の樹木総量は124.56億立方メートルに達し、森林カバー率は新中国成立時の8.6%から18.2%に増えた。世界の森林資源が減少し続けている状況にあって、中国は森林資源の持続的な増加を実現させており、その伸び率は世界でトップである。 「チャイナネット」2007年12月5日 |
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