ホーム>>生態環境>>省エネ
西蔵、クリーンエネルギーへの代替に2400万元投入
発信時間: 2007-12-24 | チャイナネット

西蔵(チベット)自治区財政庁は来年、薪や柴等の代替燃料となる太陽エネルギー、メタンガス池建設に2400万元を投入することを明らかにした。これによりさらに多くの農牧民が日常生活で大量に使用する薪や柴等の代わりに、太陽エネルギーやバイオエネルギーなどリサイクルエネルギーの恩恵を受けるようになる。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

長年にわたり、西蔵の都市・農村住民、とりわけ農牧民は柴や牛羊糞を燃料にしてきた。草皮、荊、木の根を燃料とする地域もあり、減少しつつある植物資源をさらに破壊へ向かわせ、生態環境に大きな影響を与えていた。

西蔵自治区政府はこの10年間、「薪・柴エネルギー代替発展戦略」を全面的に推進し、全自治区で太陽エネルギー・バイオエネルギー・地熱エネルギーなど各種クリーンエネルギーの応用を幅広く推し進め、柴や草の根など従来のエネルギーへの依存度を大きく減少させてきた。

「人民網日本語版」2007年12月24日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 北京の円明園、景観用水に再生水利用へ 

· 曹妃甸工業区で海水淡水化プラントの工事開始

· 西蔵、太陽光発電の幅広い応用進む

· 湖北省と湖南省に資源節約型モデル都市圏が誕生

· 海南、バイオマスエネルギー発電所を建設へ