ホーム>>生態環境
中国、気候変動問題で各国に実質的な交渉を呼びかけ
発信時間: 2008-02-14 | チャイナネット

于慶泰・外交部気候変動交渉特別代表は12日、バリ島での国連気候変動枠組み条約第13回締約国会議(COP13)の成果を基礎に、実質的な交渉と協議を行うよう各国に呼びかけた。

于特別代表は国連総会で気候変動問題をテーマに発言し「昨年12月にバリ島で開かれたCOP13は重要な転換点・一里塚であり、気候変動対策における国際協力が新たな歴史的段階に入ったことを示すものだ。だが、バリ・ロードマップは出発点に過ぎず、2012年以降の国際協力について今後2年内に合意に達するには、なお多くの実質的な協議と交渉が必要だ」と指摘した。

さらに「国連気候変動枠組条約と京都議定書で確立された原則、とりわけ『共通に有しているが差異のある責任』は国際社会の共通認識を反映したもので、気候変動対策における国際協力を効果的に実施する上での基礎と前提であり、今後のいかなる枠組もこれらの原則に従って設計されなければならない。また、減速・適応・技術・資金は、気候変動に効果的に対処し、また今後の枠組を構築する上での4大要素であり、1つとしておろそかにしてはならず、等しく重視しなければならない」と強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2008年2月14日

  関連記事

· 気候変動

· 中日両国、気候変動問題における技術協力を強化

· 国防白書、気候変動白書等が来年発表へ

· 世界銀行:気候変動の対応で中国の重要性を強調

· 国連事務総長、気候変動会議の中国の態度を称賛

  同コラムの最新記事

· 北京と周辺の省など、五輪の大気汚染防止で協力

· 今後10年、中国周辺の海面は32ミリ上昇か

· 重慶市、春の禁漁を開始

· 中国、スナメリの移動保護に成功 約30頭が繁殖

· 中国北部 今春の砂嵐は昨年より深刻