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中国北部 今春の砂嵐は昨年より深刻
発信時間: 2008-02-04 | チャイナネット

国家林業局の曹清尭報道官は2日、専門家の予測によると、今年の春、中国北部で砂嵐が発生する日は例年より少なくなるが、昨年同期に比べて明らかに増える勢いだと話した。

 2007年、北京と天津の砂嵐対応プロジェクトによる造林面積は345万2900ムー(15ムーは1ヘクタール)で、合格率は94%。国家林業局は、砂漠化した土地の観測を強化するために、2000万元近くを投資して砂嵐災害警報や応急システムを作った。

国家林業局は2008年、砂嵐災害の観測や情報管理を強化する。そして重大な砂嵐災害には専用資金を拠出し、災害の観測測定や予報、災害の程度の評価、情報発信、応急措置などのインフラ整備の強化に重点を置くことにしている。

「チャイナネット」2008年2月4日

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