東京の日中友好会館で来月16日、中日のNPOとODAの協力によって中国の緑化を支援するためのフォーラムが、日本のNPO法人「グリーンライフ」の主催、中央大学や日本僑報社の協力で開催される。世川陽平・日本財団会長、井出敬二・外務省大臣官房参事官（元在中国日本大使館文化公使）、周冬霖・日中交流研究所研究員、易解放・グリーンライフ理事長、在日本中国大使館職員などがスピーチを行う。

グリーンライフの易理事長は福田康夫首相が昨年の訪中時に「砂漠化防止などの分野での日中の政府間・民間の交流と協力を強化する必要がある」と指摘したことに言及。「地球の生態環境を保護する植樹活動などを通じて、中日の民間交流がさらに推進されることを切に希望する。心ある人々の一層の参加に期待する」と述べた。

易理事長の息子は8年前に交通事故で尊い命を失った。易理事長は息子の遺言を実現するため、6年前に「グリーンライフ」を設立。内蒙古自治区での植樹・造林活動を開始し、これまでに10万本の木を植えた。

「人民網日本語版」2008年1月22日