在中国日本大使館の広報文化センターの主催した「KODAMAハイレベル日本語大会」が15日午後、北京市で開かれた。日本大使館の道上尚史・公使も出席し、北京大学の徐バイさんら4人の大学生に「日中友好賞」や「論文研究賞」などの賞状を手渡し、中日両国の文化交流促進などの貢献をたたえた。
大会には、北京の多数の大学から日本語の学習に取り組む学生100人近くが参加。日本のアニメを放映し映像に合わせてせりふを言う「アフレコ(アフターレコーディング)」をはじめ、日本語での歌唱やスピーチ、論文の書き方やスピーチの仕方の紹介、ネット新聞「KODAMA報」の製作舞台裏の紹介などが行われ、現代の大学生の多芸さが披露された。
「KODAMA大学日本語連盟」は北京の大学生が、日本語を学ぶ各大学の学生の交流を促進するため、2006年7月に設立した学生団体。現在までに21大学の1000人以上が交流活動に参加している。
写真(1):受賞者の感想に耳を傾ける道上尚史公使(右)。
写真(2):大会では「アフレコ」が披露され、参加者の注目を集めた。※徐バイさんの「バイ」は草かんむりに「倍」
「人民網日本語版」2008年1月17日