国連の沙国康事務次長と国連砂漠対処条約（UNCCD）のナカジャ氏は24日北京で、「中国が砂漠化の予防と緑地回復に取り組んでいる姿勢は、世界各国に重要かつ効き目のある経験を提供している」と評価した。

これは、両氏が国連砂漠対処条約の関連会議で述べたものである。沙国康事務次長は、「中国が砂漠化の予防において最もすばらしい成果を収めた国の一つで、世界各国に重要な経験を提供している」とした上で、「国連は国際社会、とりわけ先進国、国際金融機構に発展途上国を援助させることを引き続き推し進めていく」と述べた。

ナカジャ氏は、「中国は砂漠化の影響が深刻な国の一つで、砂漠化防止の科学技術、大衆教育と関連政策の策定などにおいて豊かな経験を持っている」と述べた。

「中国国際放送局　日本語部」より2008年1月25日