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中国、青海湖の環境整備に約15億元を投入
発信時間: 2008-01-07 | チャイナネット

青海省発展改革委員会によると、政府は今年から青海湖流域の環境保全と総合整備のために、15.67億元を投入することになった。

投資総額15.67億元に上る「青海湖流域の生態環境保護と総合整備計画」は国家発展改革委員会に認可され、実施期間は10年を予定している。

このプロジェクトは青海湖流域の剛察、海晏、天峻、共和の4つの県で実施され、面積は2万9661平方キロ。主な内容は、湿地保護や悪化した草地の整備、草原の鼠や虫の害の予防と駆除、砂漠化した土地の整備、生態保護人工林の整備、牧蓄地を草原に戻す、生態移民などが含まれている。

青海省の「三江源(長江、黄河、瀾滄江の水源地)生態整備」プロジェクトに次ぐ二番目の大型環境総合整備であるこのプロジェクトが実施されると、青海湖流域の生態環境が効果的に保護され、青海湖の水位が下がっている状況も緩和される。そして生態系の安定が維持されると同時に、流域内の農牧民の生産や生活条件が大いに改善されることになるだろう。

総面積4232平方キロの青海湖は青海・チベット高原の東北部にあり、海抜3260メートル。中国内陸部にある最大の塩湖であり、多様な生物を保護する重要な地域である。また、青海・チベット高原東北部の生態を維持する重要な湖で、西部地区の砂漠化が東部地区への蔓延するのを阻止することができる天然の障壁のようでもある。

「チャイナネット」2008/01/07

 

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