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新疆の森林カバー率、10年間で倍増
発信時間: 2008-04-10 | チャイナネット

新疆の森林カバー率は1998年春の1.68%から現在の2.94%に増え、ここ10年間でほぼ倍増した。

新疆の年平均降水量は200ミリ足らずで、年間の水分蒸発量は2000ミリ近くに達し、緑化に大きな困難をもたらしている。「西部大開発」プロジェクトが実施されて以来、新疆では「退耕還林(耕地を林に戻す)」をテーマに、オアシスの周りに防護林などを設置してきた。これにより、オアシス内部の生態環境が安定し、砂漠化は大幅に緩和された。

植林を進めるとともに、新疆では天然林の保護にも力を入れており、2004年から天然林の伐採を禁止した。

森林カバー率が向上するにつれて、新疆の気候はここ数年、暖かく湿度が上昇するようになった。タクラマカン砂漠にも、緑が添えつつある。

「中国国際放送局 日本語部」より2008年4月10日

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