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臥龍のパンダたち、竹不足でお粥
発信時間: 2008-05-23 | チャイナネット

 

 

四川臥龍自然保護区管理局や中国パンダ保護研究センターは22日、新鮮な竹などの食料が不足しているため、パンダたちにお粥を食べさせたりしてしのいでいると発表した。

12日の地震発生で、土砂崩れが起きたため、中国パンダ保護研究センターは、2007年に生まれた14頭のパンダを含めたパンダたちに麻酔を施すなどして、川沿いの安全な場所に移動させた。現在、保護区内で飼育されている63頭のうち、行方不明になっている2頭以外は無事だという。

しかし、研究センターに備蓄されている新鮮な竹やニンジン、リンゴ、パンダ専用のミルクが不足しているため、パンダたちは従業員の指導の下で、おかゆを食べるなどしてしのいでいる。

研究設備や飼育舎などでも被害が大きく、テント、懐中電灯、雨合羽、雨靴、風邪薬、圧縮ビスケット、ソーセージ、ミルクなどが不足している。

「中国国際放送局 日本語部」より2008年5月23日

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