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中国の人工林面積が世界一 約5333万ヘクタール
発信時間: 2008-06-10 | チャイナネット

中国の森林カバー率は、新中国成立初期の8.6%から18.21%に拡大し、人工林も約5333万ヘクタールに達して世界のトップになった。

これは貴州省畢節市で9日に開かれた、第1回中国砂漠化対策と生態文明ハイレベルフォーラムで明らかにされたもので、中国はここ数年、生態建設の面で著しい成果をあげており、林業システムの建設や管理する自然保護区は、国土面積の12.6%を占める1740カ所に上り、約45%の天然湿地と85%の絶滅危惧種の野生動植物を保護している。

国家林業局の関係責任者は、生態文明の建設は持続可能な発展に深い影響を及ぼすだけでなく、全世界の生態系の維持や人類文明のプロセスの促進に重要な意義を持つと話す。しかし全体的に見て中国の生態状況はとてもに厳しく、生態文明建設への道のりはまだまだ遠い。

中国は世界でも森林資源が乏しい国の一つで、森林カバー率は世界で130位だ。生態の悪化は、すでに中国経済の持続可能な発展を制約する大きな要素になっている。

「チャイナネット」2008年6月10日

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