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中国、積極的な気候変動対策を重ねて言明
発信時間: 2008-06-30 | チャイナネット

汪主任委員はさらに「中国の政府と人民はこれまでと同様、積極的な姿勢と実際の行動によって、気候変動対策において国際社会と協力し、すべきこと、できることは必ず約束し、実現に努力する。できないことは、約束できない」と重ねて言明した。

「気候変動に関する東京フォーラム」で中国代表団は、気候変動対策の国際協力について、次の3点を主張した。

(1)「気候変動枠組条約」およびその「京都議定書」の主たる道としての地位、「共通に有しているが差異のある責任」の原則を堅持する。

(2)各国の国情を尊重し、各国の発展段階の違い、および貧困撲滅・経済発展という発展途上国の必要を認め、発展途上国は持続可能な発展の枠組内で気候変動対策を行うということを明確にする。

(3)協力を堅持し、技術革新を重視する。先進国は「気候変動枠組条約」およびその「京都議定書」の規定に基づき、発展途上国に資金提供、技術移転を行うべきだ。

気候変動対策における中国の積極的な姿勢と公正な立場は、大多数の出席国から称賛と同意を得た。また、これらの立場は会議で採択された「2013年以降の気候変動対策の国際協力枠組」にも最終的に反映された。

今回のフォーラムは「地球環境国際議員連盟」が主催し、28日に東京で開幕。「地球環境国際議員連盟」は1989年に設立。地球環境問題における立法者間の国際協力を促進することを目的とし、欧州議会議員、米両院議員、日本の国会議員が中心となっている。フォーラムは英国のブレア前首相の提唱で設立された。

「人民網日本語版」2008年6月30日

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