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泳ぎ疲れて死ぬシロクマ WWFが救助
発信時間: 2008-09-01 | チャイナネット

シロクマが日常行っている氷の上に登る行為が、どんどんできなくなっている。最新データによると、シロクマは約644キロ以上を泳いで、やっと次の氷の上にたどり着くことができるという。そのため過酷な泳ぎで、力を出し尽くして死んでいる。 

イギリスのデイリー・メールは30日、1頭のシロクマが波立つ海の中でもがいている1枚の写真を掲載した。関連記事によるとと、このシロクマと他の8頭は、住んでいた場所の氷が融け海に落ちたという。 

シロクマは泳ぎに長けており、かつて群れを成して約160キロを泳いだという記録もあるが、目的地に着いたとたん群れの中の何頭かは力尽きて溺死した。科学者は、この9頭シロクマはそんなに長い距離を泳いだことがないのではないか心配している。 

ベテランの科学者や研究者は29日に、毎年、氷が融けるスピードが速くなり、冬の結氷面積が夏の融解面積より小さくなっていると警告している。 

世界自然保護基金(WWF)は、米国政府からボートを派遣してもらい、シロクマを救援することを検討中だという。

「チャイナネット」2008年9月1日

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